花粉症対策② ~眼の痒み・眼の充血解消に~
花粉症対策②
~眼の痒み・眼の充血解消に~
「花粉症」が気になる季節です。
TVで花粉情報を視るだけでも不快に感じる方もおられると思います。
花粉症対策②では、目に症状がでる方にむけて対策法をご紹介します。
※鼻症状(鼻づまり・鼻水・鼻炎)の方は《花粉症対策①》をご覧ください。
≪目の痒み・目の充血の手当法≫
1. 蒸しタオルで、目周囲を温める。
2. 鼻洗いを行う。
3. 頭皮・髪の毛をよく梳く
1. 蒸しタオルで、目周囲を温める。
目をホットタオルで温めると血流がよくなり、目が軽くなります。
タオルを水にぬらして硬く絞り、ラップに包んで1分ほど電子レンジで加熱して蒸しタオルを作ります。
市販では、「小豆」や「トルマリン鉱石」などを使ったアイピローが販売されてますので活用してみましょう。
「目の痒み・眼精疲労対策に役立つツボ」をご紹介します。
ツボの位置は、写真を参考にしてください。
●「魚腰(ぎょよう)」
眉山(眉の中央)に位置します。やや下から押し上げるように圧迫するとズーンとこたえます。
●「太陽(たいよう)」
眉尻と目尻の中間にあるコメカミのくぼんだ所に位置します。
ここを圧迫することで、側頭筋や外眼筋の緊張が緩和され、目の開閉が楽になります。
●「清明(せいめい)」
目頭と鼻の付け根の骨の間に位置します。両手親指の腹で押し上げるように圧迫します。
視界が明るくなります。眼球を圧迫しないように注意しましょう。
●「承泣(しょうきゅう)」
目の真下にある下まぶたの中央に位置します。
両手中指の腹をあてて圧迫するといいでしょう。
鼻のムズムズも緩和されます。
これらのツボは、「眼精疲労」にも効果があります。
スマホやPCでの仕事の影響で眼精疲労を感じる方も実践してみてください。
ツボを圧迫する前に「蒸しタオル」で温めた後に行うと効果も向上します。
鼻水が止まらないなどを自覚される方は、「蒸しタオル」を首の後ろにあてて温めるのもオススメします。
2. 鼻洗いを行う。
「花粉症対策①」をお読みください。
3. 頭皮・髪の毛をよく梳く
《日用養生訓》 【髪の毛を梳く】でもご紹介しましたが、
【よく髪の毛を梳く】と身体の気の巡りが調うのです。
《日用養生訓》 ~現代に活かす「養生訓」の教え~
「髪の毛の養生法」の要約をご紹介いたします。
記事は→【髪の毛を梳く】
養生訓で有名な貝原益軒先生は、
【よく髪の毛を梳く】ことの重要性をこのように言われています。
「髪をすくのは多いほうがよい。
それは気をよく循環させて上気しているのを下すからである。
櫛の歯が密すぎると、髪が抜けやすくなりよくない。」
分かりやすく意訳してみると、
「よく髪の毛を梳くことは、全身の気のめぐりをよくするので毎日行うとよい。
また、イライラしたり、のぼせたり、落ち着かなかったり、寝つきが悪い時などは、
髪の毛を梳くと気が降りて、ココロが落ち着き、心身が安定するのでよい。
ただし、櫛の歯が密すぎると髪が抜けやすくなるので注意しなさい。」
春の気候の特徴で、人間は気がのぼせやすくなります。
この時期は「木の芽時」ともいいます。
また、節気では「啓蟄」を過ぎると虫も地下から出てきます。
上半身、頭部にエネルギーが偏りすぎないようにすることが、
春の気候の変化に対応する養生法なのです。
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【はりきゅう和み座】
住所 兵庫県西宮市染殿町6-12 西宮ハイム101
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「はりきゅう和み座」は、西宮市にある東洋医学専門の治療院です。
「虹膜診断」を用いて、症状と原因を把握し施術します。
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