お肌の乾燥を予防する~アロエの効能~
お肌の乾燥を予防する
痒みの予防は保湿にあり
肌がカサつく、つっぱる、かかとがガサガサになる……。
空気が乾燥する秋から冬場は、肌も潤い不足になりがち。
しっかりと保湿をして備えましょう。
乾燥肌とかゆみの関係は?
乾燥肌を放っておくと角質層がはがれてバリア機能が低下します。
そこにアレルゲンや刺激物質が入り込んでかゆみを引き起こすのです。
一度かゆみを感じて引っ掻くと湿疹や傷となり、
さらに痒みが生じひっかくという「痒みの悪循環」に陥ってしまいます。
乾燥型の湿疹を治すには、保湿が必要になります。
乾燥肌が悪化して皮膚疾患になる前に、正しい保湿ケアで予防することが大切なのです。
痒みの連鎖反応!
皮膚への刺激に対して、肥満細胞から放出されるヒスタミンをはじめ、
細胞で作られる痒み物質が、神経線維を介してかゆみとして脳に伝えられます。
乾燥肌に限らず、しっしんの場合神経線維が表皮内に伸びてくるので、もっとかゆみを伝えやすくなります。
これらが重なると連鎖反応が起こり、かゆみの悪循環に陥ってしまいます。
健康な肌を保つ3つの成分
角質層内に水分を蓄えておくために必要な因子は、
天然保湿因子(NMF)、セラミド(細胞間脂質)、皮脂という3つの保湿因子があり、
これらのバランスが崩れると乾燥肌になります。
天然保湿因子(NMF)は、水分をつかまえて離さず、角質層内部のうるおいを保つ働きがあります。
セラミド(細胞間脂質)は、水分をサンドイッチ状にはさみこみ逃さないようにしています。
皮脂膜は、皮膚表面を覆い、水分の蒸発を防いでいます。
●入浴での注意点
綿のタオルなど、アレルギー反応を起こしにくく、柔らかい素材のものを選びましょう。
手のひらでやさしくなでるだけでも充分です。
からだを拭くときも強くこすらないようにしましょう。
また、お風呂上がりは肌細胞が水分を含んで柔らかくなり、
浸透・吸収力が高まっているので保湿に最適なタイミングです。
肌のうるおいを保つバリアをつくるために、しっかり保湿クリームや乳液などを塗ることが大切です。
●乾燥したお肌のお手入れに「アロエジェル」
アロエは、紀元前の昔からクスリとしての効果が認められていました。
アロエは日本でも家庭で愛用され、日本では葉が細くて長い「キダチアロエ」が有名です。
アロエは内服として、食べたり、外用として擦りこんだりと使われていたようです。
アロエは、その有用性から日本では別名「医者いらず」とも呼ばれています。
漢方でアロエは「蘆薈(ろかい)」と言われ、アロインという成分には瀉下作用があり、
下剤として常習性便秘に用いられることもあります。
医薬品に用いられている品種は「ケープアロエ」といいますが、
健康食品やヨーグルトに入っている品種は「アロエベラ」「キダチアロエ」が扱われます。
●アロエ・スージングジェルは万能ジェル
お肌のお手入れにおすすめしているのが、アロエを主成分としたスージングジェルです。
韓国では美容グッツとして定番人気のアロエのスージングジェルになります。
アロエの成分をたっぷり使ったシンプルなジェルですが、ボディケアだけでなく顔や髪の毛にも使うことが出来る「万能ジェル」です。
夏の日焼けのケアとしても、秋から冬の乾燥する季節にもお肌のケアにピッタリなスキンケア商品です。
成分もシンプルなので、いろいろな用途で使うことができます。
《使い方はいろいろ 》
「万能アロエ・スージングジェル」はボディケアに使うだけでなく、いろいろな使い方があるんです。
●ボディケア(保湿)として
定番のボディケアとして使えます。
ヒンヤリとしたジェルでスーッと肌に馴染みます。
ボディローションを使うという人にもいいと思います。
化粧水のような軽いつけ心地でベタベタしません。
(アロエ成分の濃度によって少し違いがあります。)
アロエは軽い火傷のケアにもいいと言われているので、日焼け後のほてった身体に使うのもおすすめ。
●ボディパックとして
身体だけでなく、顔にも使うことができるアロエジェル。
いつものスキンケア後に保湿クリームとして肌につけるのもおすすめ。
顔全体にアロエジェルをたっぷりつけて、5分ほどパックするジェルパックもおすすめ!
●ヘアケアとして
髪の毛も紫外線や乾燥によって痛んだりパサついたりします。
そんな時は、普段使っているトリートメントにアロエジェルを混ぜて使うのがおすすめ。
しっとりまとまった髪になります。
最近、私も白髪が目立つのですが、洗髪後に使って乾かすとまとまりがいいと感じています。
●その他のアイデア
男性のシェービング後のスキンケアにも人気があります。
日焼けなどで肌が乾燥しているとシェービングで傷つけてしまうことがあります。
そんな時はシェービングホームとして使えます。
また、ネイルをしている方などは、ネイルを塗る前に爪に塗ってマッサージすると、
爪だけではなく手のひらも潤いがいきわたり、手に透明感がでます。
また、甘皮部分に塗り込むとネイルも艶やかな仕上がりになるようです。
アロエ・スージングジェルは、「ミストタイプ」もあります。
「ミストタイプ」ですので背中などのジェルが塗りにくいところにも使えます。
また、外出先などで肌の乾燥が気になる時に「シュッシュッ」と簡単に使えます。
お好みに応じて、「ジェルタイプ」「ミストタイプ」と使いわけてみてください。
「アロエ・スージングジェル」「アロエ・スージングジェルミスト」は、
大手ドラックストアーでも販売しています。