『暮らしの極意書』④ 睡眠障害 倦怠感 の改善に
『暮らしの極意書』④
心と身体が豊かになる習慣術
【太陽光】
生命活動のリズムを整える太陽光の力
「睡眠障害」は現代人の多くが抱える悩みの一つです。
「睡眠」は体内時計によってコントロールされており、「太陽光」が密接に関わっています。
勤務中の居眠り、全身倦怠感、集中力不足によるミスなどが気になる方は、朝30分「太陽光」を全身で受けましょう。
太陽光は、体内時計を調整し睡眠リズムを整える働きとして関わっています。
体内時計に異常をきたすと、睡眠障害・集中力の低下・全身の倦怠感などを自覚するようになります。
目から入った光の刺激は、脳の視床下部に伝わりさらに松果体に送られ、松果体はメラトニンの分泌を制御します。
メラトニンは、約14時間~16時間後再び分泌されて眠るよう働きます。
光の強さは、メラトニン分泌のオンオフに関係があり、朝、2,500ルクス以上の光を浴びると体内時計がリセットされるといわれています。
太陽光の照度はとても高く、5万~10万ルクス。曇っていても屋外なら1万ルクス程度あります。
晴れていない日でも、起きたらカーテンを開けて、外の明るさを感じるだけでも作用します。
朝、15~30分ほど「散歩」しながら太陽の光に当たると、光の刺激で生体リズムが整うということです。
『暮らしの極意書』② でご紹介しました「散歩」についてと合わせてお読みください。 /20190225-687/
逆に、夜に携帯やパソコンなどから強い光を見てしまうと、脳が錯覚をしてしまい睡眠に障害を与えてしますのです。