風邪の手当法 | 月刊「和み座通信」 | 西宮の鍼灸院・はりきゅう和み座では患者様のお悩みに寄り添った施術を行います

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風邪の手当法

風邪の手当法
《風邪の特徴と治し方》

 

●風邪とインフルエンザ
 これからの季節は、感冒やインフルエンザなどが流行する季節です。
同時にお正月からの飲食の乱れや暮れの疲れが一度にドッと出て体調を崩される方も多くおられます。
体調を崩すと免疫力も低下し簡単に感冒やインフルエンザに罹患してしまいます。
まずは、体調を崩す前に生活習慣を整え、睡眠を十分に取り体調をコントロールしましょう。


 風邪(カゼ)という言葉はそもそも東洋医学の用語で、専門家は風邪(ふうじゃ)と読みます。
一般の病院では「感冒」または「急性上気道炎」という病名が「かぜ症候群=風邪」としてあります。
症状は頭痛・発熱・喉の痛み、鼻汁、クシャミ、咳などをが主な症状として見られます。


 東洋医学では、病態によって「風邪」の治療法も異なります。
「風寒」型の感冒の場合、ゾクゾクと寒気があるのが特徴で、
首コリ・肩こり・手足の冷えや鼻水(タラタラ垂れる)・軽い咳などの自覚症状があります。
漢方薬では「桂枝湯」「葛根湯」「麻黄湯」「麻黄附子細辛湯」「香蘇散」などが適応します。
「風寒型」の風邪はカラダの代謝を向上させ、汗をかくことで「風寒」の邪気を排泄させることで治します。

 


《風邪撃退薬膳スープ》

●「三 白 湯」
 寒気の風邪の時におススメしたい薬膳スープ『三白湯』をご紹介します。
「三白」は、ネギ・白菜・豆腐の三種のことをいいます。
白菜は喉の乾燥、咳の予防。
大根は痰の除去と発汗作用。
葱(ねぎ)は喉を守り、体を温め気を巡らし免疫を高めるという効能がきたいできます。


 《作り方》2人分
・豆腐1/4丁
・ネギ(白い部分1/4本)
・白菜の芯(2枚ほど)
  それぞれ食べやすい大きさに切る。軽く湯通しをしておく。
・鍋を熱して、ネギ、白菜を軽くから炒りし、豆腐を加えて水300ccを入れる。
・弱火でフタをせずに約15分炊く。(煮詰まらないように)
・材料がやわらかくなったら、最後に塩で味を調える。

注意点:
スープはグラグラ沸騰させずにゆっくりゆっくりと・・・。
薬膳は、金属鍋より土鍋やホーロー鍋が向いてます。

 

 


●和み座流薬膳“湯豆腐スープ”

スープを飲む目的は、風邪を除く為に身体を温めて汗をかくことです。
発汗を促進して風邪を除きやすくする為に、
大根おろし、唐辛子(七味)、本葛粉、生姜、胡椒などを加えた
「和み座流薬膳湯豆腐スープ」をご紹介します。

 

《準備素材》(適量を準備)

・うどん出汁 ・醤油
・豆腐・大根おろし・生姜 
・本葛粉(片栗粉はNO)
・ネギ・大葉(紫蘇)
・唐辛子(胡椒でもOK)


《作り方》

・鍋にうどん出汁を入れ温め、本葛を水で解いていれる。
・豆腐は、食べやすい大きさに切りじっくり炊きます。
・刻んだ生姜・ネギ、最後に大根おろしをいれて、醤油で味を調える。
 大根おろしを入れた後は沸騰しないように注意して温める。
・食べる時に適量の唐辛子(胡椒)を入れて食べる。
 カラダも温まり汗がでてくるので、着替えてから寝るようにしましょう。

 


●“胸腺”を温めると免疫力が向上する

胸腺は、心臓の上あたりに位置し、免疫力の司令塔として働いています。
胸腺は、思春期には最大約40gの大きさになりますが、
20歳を超えると徐々に小さくなっていき最終的には痕跡を残すくらいになっていきます。 

胸腺では、免疫に関わるT細胞を作り出しているところでもあり、
この働きによって常に免疫機能が働いてくれています。 
風邪を引いた時は、胸腺の部位である胸を温めることでウィルス撃退の免疫が向上してくれます。


 

温かいお粥(葛入り)を食べた後や、薬膳スープを飲んだ後に、
「湯たんぽ」で、胸腺のある胸を温めると免疫力が活性化し汗もかきやすくなります。
汗をかくことで、解熱もでき風邪の回復も早くなります。

 

 

《日常の衛生法》

風邪予防として日常の衛生法をご紹介します。衛生は習慣として行うことが大切です。


●うがい・手洗い
 基本的なことですが、帰ったら手洗いとうがいをすることは大事です。
 外出先ではつり革やドアなど様々な場所を触るため、手から感染が起こることが多いのです。


●規則正しい食生活
 日常の食事はバランスの良い食事を摂るように心がけましょう。
 朝の味噌汁・梅干しなど日本食はととても理想的な食事です。
 脂肪分の多い食事は免疫機能を鈍らせる傾向がありますので控えたいものです。
 また、ストレスや過労を避け、睡眠不足にならないようにしましょう。


●部屋の乾燥を防ぐ
 風邪は空気が乾燥した所でより蔓延します。
 部屋の湿度が40%以下になると、空気中にウィルスが長時間漂うことになり、
 風邪を引きやすい状態になります。加湿器を使うなどして乾燥を防ぎましょう。
 特に寝室の湿度管理は気を付けてみましょう。


●マスクをする
 呼吸によって外部からの細菌やウィルスがのどに入り込んでくる可能性が高くなり、風邪にかかりやすくなります。
 ウィルス感染・口腔の乾燥を防ぐために、マスクを着用することも風邪予防につながります。

 

 

 

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