秋の土用 関連記事

土用の養生
【関連記事】(クリックで移動)

秋の土用の過ごし方

寒暖差疲労の原因とは

土用の養生法~ 胃腸病 倦怠感 肩こり 腰痛 慢性疲労の改善に~ 

足浴のススメ ~古代養生法の極意~

膝・足の導引法 


●土用といえば「土用の丑の日」?!
実は、土用期間は、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間をいい、
各季節(立春・立夏・立秋・立冬)の直前の約18日間を指します。
4つの土用をそれぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。

2021年 【秋の土用】期間
土用の期間/10月20日~11月6日
土用の間日/10月26日、10月28日、10月30日

 

●土用の期間に「やると良い」と言われていること

土用の期間中にはそれぞれその期間内に「やると良い」といわれていることがあります。
秋土用は「辰の日(たつのひ)10月23日/11月4日」

に「た」のつくものや「青いもの」を食べると良いとされています。
「た」のつく食べ物としては、「玉ねぎ」や「タコ」。
「青いもの」なら青魚(秋刀魚や鯖)など。

●土用期間「やってはいけない」と言われていること

土用期間中に「やってはいけない」とされることがあります。
「絶対にしてはいけない」わけではありませんが、
古来から“良くないこと”とされることを無理に行う必要性はないと思います。

・土を動かすこと
 草むしりのように土をいじることや、井戸を掘ること、家を建てたりすることなどを「土動かし」と言い

・場所を移動すること
転職や就職、結婚や新居購入、旅行など「新しいこと・場所を移動すること」は避けたほうがいいとされていました。

土用はそれぞれ季節の変わり目(季節の移行期間)であるために、
身体も次の季節の為の準備期間になるために、体調を崩しやすい時期なのです。
身体では胃腸のバランスを崩しやすいので、暴飲暴食なども気を付けなければいけません。

やっと緊急事態宣言の解除、外食での規制緩和となっているのですが、注意した方がいいと思います。
また、急な温度変化でカラダが順応していない状態での不養生は身体にダメージが出やすくなります。

 

●間日(かんじつ・まび)」??

実は、土用期間中には「間日(かんじつ)」と呼ばれる“土を動かしても大丈夫な日” があります。
この間日であれば土を司る神様が天上に行く日で土を離れるため、土動かしをしても良いとされています。


秋土用間日: 未の日 、酉の日、 亥の日
土用の間日:10月26日、10月28日、10月30日


この日は、「土を動かすこと」「場所を移動すること」の緩和日と思ってください。
しかし、この日であろうと“土用”の期間中であることを忘れないでください。

 

●土用の養生

土用の期間のみならず、養生は日々気を付けることとして必要です。
特に今年の秋の土用として、冬を迎える準備として気を付けたいことを挙げておきます。

・温度変化が激しいので衣類の調整ができるようにしておく。
・夏に体調を大きく崩した方は、静養として無理な行動拡大は控える。
・胃腸の弱い方は、温かい粥(梅粥・山芋粥)などを食べ、胃腸を休める。
・下半身を温めるように“足湯”などをやってみる。
・日頃から排便の状態を確認するようにしておく。


土用が明ければ、“立冬”となり冬になります。
寒さは、身体にとって大きな負担となります。
寒さに順応できる心と身体の準備としてお過ごしください。

 

*********************************

【はりきゅう和み座】
  西宮市染殿町6-12
    0798-31-7324
https://harikyunagomiza.com/

体質改善や体調管理に何かお困りの事があれば、何なりとお気軽にご相談下さい。
*********************************

 

 

【関連記事】(クリックで移動)

秋の土用の過ごし方

寒暖差疲労の原因とは

土用の養生法~ 胃腸病 倦怠感 肩こり 腰痛 慢性疲労の改善に~ 

足浴のススメ ~古代養生法の極意~

膝・足の導引法 

「ラクリス」とは

Rakulease-ラクリス-活用