西宮市 はりきゅう和み座 『東洋医学で観る“鬼滅の刃”』肆ー③

『東洋医学で観る“鬼滅の刃” 肆』2面-①

“全集中・常中”の呼吸

「吹き戻し健康法」~ピロピロ呼吸法~

 

 

アニメ『鬼滅の刃』の第15話~第21話

那田蜘蛛山(なたぐもやま)の鬼狩りの後、

柱の一人である胡蝶しのぶ邸(蝶屋敷)で、

炭治郎・善逸・伊之助の三人は傷ついた身体を癒します。

三人は傷の回復と共にさらなる上達を求めて、

機能回復訓練を受けることになります。

 

 

ここで修得するのが「全集中・常中」という呼吸法です。

炭治郎は、お世話する屋敷の女の子たちから、

「全集中・常中」について聞き、さらに特訓を行います。

最終的には「ひょうたんを破裂させる」という訓練を受け、

三人は見事に瓢箪を破裂させ、「全集中・常中」呼吸を習得し、

次の任務に向かいます。

 

「瓢箪破裂」と聞くととんでもない修行ですが、

現代でも「吹く」ことで呼吸や口元の筋肉をつける訓練(口腔機能改善)として

使われているものがあります。

それは、昔縁日などでよく見掛けられる笛の玩具の「吹き戻し」です。

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「吹き戻し」は「ピロピロ」などとも呼ばれ、

プラスチックの吹き口とつぶれて丸まった紙筒からなり、

口で吹くとピロピロと伸びて、クルクルと戻ってくる昔ながらの玩具です。

 

 

これが、福祉関係のリハビリにも取り入れられています。

生産会社の社長は

「呼吸力と嚥下力は、加齢とともに衰えます。

 嚥下力が低下するから食事が困難になるし、

 誤嚥性肺炎も発症しやすくなる。

 肺炎になってから治療するのではなく、

 肺炎にならないよう口腔機能を改善するほうが良いはずです。」

 

といわれています。

 

会社はその効果を立証するために、

県立広島大学福祉学部の協力を得て、

吹き戻しの伸長に必要な呼気圧を測定してもらったところ

「呼気持続時間の延長」

「発生持続時間の改善」

「水飲み速度の改善」

など、呼吸や嚥下機能の改善効果が確認された。

ということをいわれています。

 

「呼吸の力」は生命力を強くし、心の安定にもつながります。

呼吸を整えることによって自律神経のバランスを整え、

心身をコントロールすることができるようになるということです。

人は、心配事があると呼吸が沈んで浅くなり、

怒ると呼吸が荒くなります。

感情が乱れても、深く長い呼吸をすることによって自律神経に働きかけ、

感情も静まっていきます。

 

炭治郎に負けずに私たちも「全集中・常中~ピロピロ呼吸法~」で

毎日を元気に過ごしましょう。

 

 

《和み座ヒソヒソ噂話》