西宮市 はりきゅう和み座 『東洋医学で観る“鬼滅の刃”』参ー①

『東洋医学で観る“鬼滅の刃” 参』1面-①

 

『育て』に学ぶ生き方指南

●『五穀豊穣』と『狐の面』

 

『鬼滅の刃』主人公の竈門炭治郎の師匠でもある

鱗滝左近次さんと言えば、

天狗のお面が印象的なキャラクターです。

 

この方は「育(そだ)て」といわれ、

鬼殺隊を志す若者を厳しく指導し、

鬼殺隊の一員として育てる役割があります。

 

鱗滝さんが、お面をつけるようになった理由は

アニメの「大正コソコソ噂話」で紹介されていました。

 

もともと優しい顔立ちだったことを、

鬼に馬鹿にされたことがきっかけのようですね。

 

 

鱗滝さんは、最終試験を受ける弟子に

「お守り」としてお面を渡すようになります。

 

それを「厄除(やくじょ)の面」といい、

弟子の無事を祈って作った面として炭治郎も

「狐のお面」を着けて最終試験を受けることになります。

用語解説 - 鬼滅の刃を追って

「お面」と言えば、縁日などで見掛けるキャラクターのお面が浮かびますが、

この時代では「狐のお面」が人気だったようですね。

この時代のドラえもん、アンパンマン、仮面ライダーだったんですね。

 

そもそも「お面」は、

付けることで神が宿る(お面の人格に成り代わる)と考えられ、

宗教的な儀式や祭礼で用いられていました。

能楽(のうがく)・神楽(かぐら)・神社でのお祭りが代表的です。

 

元々狐は、ねずみから田畑(稲)を守ってくれる神様として

「霊狐(れいこ)」と呼ばれ信仰の対象とされていました。

霊力を持った狐は別名「妖狐(ようこ)」とも呼ばれています。

 

 

 

●「善狐(ぜんこ)」「悪狐(あっこ)

 

狐は百歳以上になると妖狐となり、

歳を重ねるごとに妖力を増し、

千歳になると天と通じる「天狐(てんこ)」となるとあります。

 

妖狐の格付けとしては、

低いものから「地狐(ちこ)」「気狐(きこ)」

「空狐(くうこ)」「天狐(てんこ)」

となっています。

 

主に信仰の対象となっていたのは「善狐」で、

善狐は人に見えない存在とされています。

 

「善狐」は、本来は透明ですが主に白い色で表されており、

この白い狐は「白狐(びゃっこ)」と呼ばれ、

五穀豊穣の神様の使者として神社で祀られるようになりました。

 

※五穀豊穣(ごこくほうじょう)とは、

穀物(こくもつ)が、秋に豊かに実ることを言います。

また、五穀豊穣を司る食物の神様は、『宇賀之御魂命(うかのみたまのみこと)』となっており、

「稲荷大明神(いなりだいみょうじん)」や「お稲荷さん」の愛称でも親しまれています。

 

お稲荷さま(宇迦之御魂神)|ご利益と神社

 

※狐は「お稲荷さん」ではありませんので注意して下さいね。

もともと狐は、田畑の守り神と信仰されていましたが、

日本神話が伝わってからは神様の使者と考えられたようです。

「白狐」は神様と人の間を行き来できる存在とされ、

一般的に幸福をもたらす存在と言われています。

 

 

このように稲荷神の使いとされた「白狐」は『狐面』となり、

祭りの儀式に使われた他、五穀豊穣の護符(お守り)の役割を果たすものとして

神社の祭礼や、縁日(えんにち)などで縁起物として売られるようになりました。

 

『五穀豊穣』の意味が強かった「狐面」ですが、

庶民の生活に欠かせない神様として信仰されていたことから、

現在では様々な開運の御利益があると言われています。

 

《和み座ヒソヒソ噂話》

ブログで使っている「似顔絵」なんですが、

これ10年くらい前に作ってもらったんです。

なので、10歳くらい若い私です。

 

当時、芦屋、西宮で、

健康相談会「和み座」を開催していたのですが、

その時によく使っていました。

 

しかし、10年もなりますので

白髪や髭も白くなってますので

少し修正しないといけません。

 

上の七福神に“間違い探し”です。

 

 

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【はりきゅう和み座】

  西宮市染殿町6-12

    0798-31-7324

https://harikyunagomiza.com/

 

「はりきゅう和み座」は、

西宮市にある東洋医学専門の治療院です。

「虹膜診断」を用いて、症状と原因を把握し施術します。

 

腰痛、頭痛、耳鳴り、めまい、肩こり、アトピー、

喘息、生理痛、不妊症でお困りの方は、

「はりきゅう和み座」へ安心してご相談下さい。

 

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