西宮市 はりきゅう和み座 『東洋医学で観る“鬼滅の刃”』弐ー②
『東洋医学で観る“鬼滅の刃” 弐』1面-2
日常に活かす『香りの効能』
香りを使って厄払い、邪気払いをする日本の風習としては、『薬湯』があります。
端午の節句の「菖蒲の湯」、冬至の「柚子湯」などが代表的です。
「菖蒲湯」は、古くは厄除けとして用いられ、
無病息災を祈って菖蒲やよもぎを軒に吊るしたり、
菖蒲酒にして飲んだり、または枕の下に敷いて寝る風習があります。
「柚子湯」の由来は、「一陽来復」の運を呼びこむ前の
邪気払いだったと考えられています。
柚子の強い香りが邪気を払い、
心身を清めてくれると考えられていました。
また、柚子は実がなるのに時間がかかるため、
「長年の苦労が実る」という意味もあるようです。
柚子=「融通」がきく、冬至=「湯治」に通じて
縁起も良いという言い伝えもあります。
※2020年の冬至は12月21日(月曜日)です。
このように作品では「和文化」を織り込んだ意図が伺えます。
●香りの効能
東洋医学では、香りをつかった漢方薬が多くあります。
芳香薬の作用としては、
「気をめぐらし、痛みを緩和させたり、精神を鎮静させ、心を安定させる」
という目的で使います。
その代表的な生薬に、「麝香(ジャコウ)」があります。
「麝香」は中国最古の薬物書「神農本草経」では、
上薬(命を養う薬)に分類されており、その効果として
『久しく服用すると、邪気を除き、夢をみて飛び起きたり、
寝ていて悪夢にうなされる事がなくなる』
また、
『心を鎮め精神を安らかにし、一切な悪気及びおびえ、
恍惚を治すばかりでなく、お腹の冷えや痛み、つかえを取り、
さらに酒毒を消し去る効果もある』
と記されています。
「麝香(じゃこう)」は雄のジャコウジカの腹部にある
香嚢(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥した香料をいいます。
英語名は「ムスク」と呼ばれます。
「ムスク」としてはよく香水の香りとして使われていますね。
マリリン・モンローの愛用品として有名な「No5」に「ムスク」は使われています。
(ヤマジャコウジカ)
香水の話をすると今年のヒット曲「香水」にあるフレーズ
「ドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ♬ 」
を口ずさんでしまいます。(笑)
近頃、量販店では「ホワイトムスク」の芳香剤が人気のようです。
コロナ渦での影響でしょうか??
気持ちの憂鬱さを晴らしたいという感情が
人気に影響しているのではと考えています。
《和み座ヒソヒソ噂話》
今年のヒット曲「香水」なんですが、
いろんな芸能人が歌っている様子がYOUTUBEで観れます。
みんな上手なのですが、
クセが強い歌い方の『香水』を聞いてしまって
まともに歌えなくってしまいました。
原因はこれです。
↓
クセがありすぎる香水【遠藤×狩野 初コラボ】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Z476r8lDM2k
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【はりきゅう和み座】
西宮市染殿町6-12
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西宮市にある東洋医学専門の治療院です。
「虹膜診断」を用いて、症状と原因を把握し施術します。
腰痛、頭痛、耳鳴り、めまい、肩こり、アトピー、喘息、生理痛、不妊で
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