冬至の過ごし方

【冬至の過ごし方】

 

本日、12月22日は《冬至》です。
冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、

日照時間が最も短くなる日になります。
冬至の日の日照時間を、夏至(6月21日頃)と比べると、

北海道で約6時間半、東京で約4時間40分もの差があるようです。

冬至の日を古来より「一陽来復(いちようらいふく)」と言われています。
生命に力を与える“太陽”の力が一番弱まる日であり、
この日を境に再び太陽の力が甦ってくる意味として、
陰が極まり再び陽にかえる日という意を込めて、

「一陽来復(いちようらいふく)」と言われています。
太陽の恵みは人間のみならず生物・植物に至るまですべての存在にとってなくてはならない存在です。

 

 

【冬至の食事】

「かぼちゃ(南瓜)」

Q:なぜ冬至に「かぼちゃ」を食べるのでしょう?

 冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん・・など「ん」のつくものを「運盛り」といいます。
運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、
土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるというのと同様です。
また「いろはにほへと」が「ん」で終わることから「ん」には一陽来復の願いが込められているとの意味もあるようです。

 

Q:かぼちゃが冬至の日の食べ物なのはなぜ?
 
 かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)。
冬至は陰が極まり再び陽に転じる日なので、
陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しているといわれます。
栄養的にも、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪予防に効果的です。

 

 

【冬至の《ゆず湯》湯治法】

冬至の日に「柚子湯」に入ると風邪をひかずに冬を越せると言われています。
 【柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」】
こうした語呂合せから、冬至の日に「ゆず湯」に入ると風習があります。
冬至は「一陽来復」の日であり、

良運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)の風習とも考えられています。
昔は毎日入浴しませんから「一陽来復」の日に身を清めるという意味で入ったといわれます。

 

冬が旬の「柚子」は、香りも強く、強い香りが邪気を払うという意味と、
「柚子」は実るまでに長い年月がかかるので、

長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているとも言われます。
他の伝統的な風習では、端午の節句の「菖蒲湯」も同様だといわれます。

 

ゆず湯(柚子湯)の効果としては、血行を促進して冷え性を緩和したり、
体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。
さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。

 

冬至の日をリラックスしてお迎えください。